3Dプリンタ WANHAO Duplicator 7 導入準備

 WANHAO Duplicator 7
WANHAO Duplicator 7

LED SLA 3DプリンタWANHAO Duplicator 7を購入したので、その導入準備メモです。

このプリンタは、樹脂(レジン)として紫外線硬化液体樹脂(UVレジン)を使用するため、FDMとは異なった道具が必要となります。

必要なものは以下になります。

以上が最低限必要なものとなります。

WANHAO Duplicator 7

UV-LED光源と液晶を使用したSLA(光造形方式)の3Dプリンタです。これはWANHAO 3D PRINTER SHOP(公式?)で購入できます。気になった点としてはメーカーの公式ショップなのか少し不明な点がありますが、物はしっかりと届きました。

raspberry pi3/PC

WANHAO Duplicator 7は、raspberryPi3/PCで出力ソフトを動かし画像と制御データをプリンタに入力することが必要です。出力ソフトは、Creation Workshop/nanoDLPを使用できます。出力には時間がかかるためraspberryPi3nanoDLPを使用します。raspberryPi3を使用する場合LANケーブルとAC-USB(2A)アダプタが必要となります。

紫外線カットゴーグル/メガネ

WANHAO Duplicator 7は、405nmのUV-LEDを使っています。可視光線に近いため、危険度は低いですがそのまま直視すると目を傷めます。プリンタを調整したりなどで長時間作業を行うことが考えられるため、保護のゴーグル/メガネを使用することをお勧めします。注意点としては、対応している紫外線の範囲で、安物だと狭い範囲しか対応しません。購入するときは対応範囲を見ることを薦めます。私は、 対応範囲200nm~540nmを購入しています。

IPA(イソプロピルアルコール)

WANHAO Duplicator 7の出力物は、余分な紫外線硬化液体樹脂が付着しているためIPA(イソプロピルアルコール)で洗浄する必要があります。エタノールでも洗浄はできますが高いため、IPA(イソプロピルアルコール)を使用します。揮発性と引火性が高いので取り扱いには注意が必要です。

密閉容器

出力物をIPA(イソプロピルアルコール)で洗浄するための容器です。大きさは出力物が余裕で入る大きさが望ましいです。尚、幅163mm 奥行227mm高さ81mmあればプリンタのレジンタンクが余裕で収まります。

 UVライト

出力物をIPA(イソプロピルアルコール)で洗浄後、内部の未硬化をなくすために使用します。UV波長が小さくなると硬化時間が短くなりますが、人体への有害率も高くなるため注意が必要です。ネイルアート用の物が多く市販されています。

ニトリル製 手袋

プリンターで造形直後は、紫外線硬化液体樹脂(UVレジン)に濡れているため手袋を使用します。おすすめはニトリル製 手袋 薬品耐性が高く突き刺し強度に優れています。

マスク

紫外線硬化液体樹脂(UVレジン)に飛沫が飛ばないようにします。

アルコールタオル

紫外線硬化液体樹脂(UVレジン)を拭き取るのに使用します。

あると便利かもしれないもの
エンボスヒーター

紫外線硬化液体樹脂(UVレジン)は、温度が低いと粘性が上がり気泡が含みやすくなります。それを防ぐためにエンボスヒーターで温めて気泡をなくします。

3M スポンジ研磨材

出力物の仕上げに使用します。

つや出しニス

出力物の最終仕上げに使用するニスです。用途によっては不要だと思います。

以上が導入に必要だと思われるものになります。新たに必要なものがあれば追記していきます。

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